「鳴く」ということについて

麻雀にはツモ以外にも他の人が捨てた牌を使ってシュンツやコーツ、槓子(カンツ:同じ牌の組み合わせ4つ)を作ることができます。この戦術を「鳴く」と言います。
鳴く戦術を活用できれば自分のツモ以外でも手を進めることができるので、和了りまでのスピードをアップさせることができます。デメリットとしては基本的に打点が下がります。後に紹介する役について鳴いてしまうと打点が下がってしまったり、そもそも役として成立せず、他の役を狙わなければならなくることもあります。そのため鳴く際には、打点を下げてでもスピードをアップさせる必要があるのか、自分が狙っている役は鳴いても役として成立するのかといったことを考えて進めていくことが求められます。

鳴き方
他の人が捨てた牌を使ってシュンツを作る場合は「チー」、コーツを作る場合は「ポン」、カンツを作る場合は「カン」と発声して捨てられた牌と自分の牌を表にして自分の右側に置いていきます。以下にチー、ポン、カンの例を挙げます。
・チー
自分がワンズの二三と持っていて、一か四が捨てられた場合に「チー」と発声して、一二三または二三四としてシュンツを作れます。その組み合わせは表にして自分の右側に置きます。
・ポン
自分がピンズの⑤⑤と持っていて、⑤が捨てられた場合に「ポン」と発声して、⑤⑤⑤としてコーツを作れます。その組み合わせは表にして自分の右側に置きます。
・カン
自分がソウズの666と持っていて、6が捨てられた場合に「カン」と発声して、6666としてカンツを作れます。その組み合わせは表にして自分の右側に置きます。
なおポンとカンについては他の3人の誰の捨て牌に対しても対象とできますが、チーだけは自分の左の人の捨て牌にしか対象にできません。

麻雀アプリでプレイする際には対象の牌が捨てられた場合に「ポン」、「チー」または「カン」といった表示が出ますので、鳴く場合はその表示を選択すれば鳴きが成立するようになっています。

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