和了りの形を目指すための牌の優先順位②

前回のコラムではターツ、つまり2つの牌の組み合わせの優先順位について説明しました。
今回のコラムでは1つの牌のみである孤立牌の優先順位について説明を行っていきます。
孤立牌の優先順位の区分けは以下となります。
・字牌
・1 , 9
・2 , 8
・3~7

・字牌
字牌ではシュンツを作ることはできないため、ターツへの変化はなく、孤立牌からの変化は同じ牌を持ってきてのジャントウとなります。
そのため孤立牌からの変化の種類は1種類のみとなります。
例:白 → 白白
・1 , 9
1 , 9の孤立牌からの変化は同じ牌を持ってきてのジャントウに加えて、2 , 8を持ってきてのペンチャンターツ及び3, 7を持ってきてのカンチャンターツへの変化があります。
そのため孤立牌からの変化の種類は3種類となります。
1の場合の例:
1 → 11, 12 ,13
・2 , 8
2 , 8の孤立牌からの変化は同じ牌を持ってきてのジャントウに加えて、1 , 9を持ってきてのペンチャンターツ、4 , 6を持ってきてのカンチャンターツ及び3 , 7を持ってきてのリャンメンターツへの変化があります。
そのため孤立牌からの変化の種類は4種類となります。
2の場合の例:
2 → 12 , 22 , 23 , 24
・3~7
3~7の孤立牌からの変化は同じ牌を持ってきてのジャントウに加えて、2つ隣の数牌(孤立牌3の場合1または5が対象)を持ってきてのカンチャンターツ(2種類)及び1つ隣の牌(孤立牌3の場合2または4が対象)を持ってきてのリャンメンターツ(2種類)への変化があります。
そのため孤立牌からの変化の種類は5種類となります。
3の場合の例:
3 → 13 , 23 , 33 , 34 , 35

上記より受け入れの種類から孤立牌に対して以下の優先順位が存在します。
字牌 < 1 , 9 < 2 , 8 < 3~7
字牌や1 , 9のような端牌よりも真ん中に寄った牌の方が他の牌とくっつきやすく、いい形(カンチャンターツやリャンメンターツ)として使いやすいと言えます。
なので序盤は孤立している字牌をや1 , 9の数牌を切っていってターツになるようにしていき、ゆくゆくはシュンツとして使っていきましょう。そうすることでシュンツを作りやすくなり、和了りやすさに直結していきます。
またこの切り順と相性が良い役であるタンヤオも積極的に狙っていき、和了りの条件を満たしていきましょう。

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